クラウンとブリッジ(Dental Crowns & Bridges)

【クラウン(Dental Crowns)】

クラウンとは、特別な材料を用いて損傷した歯や破折した歯、または根管治療後の歯の全体を覆う修復方法です。
人工歯を被せることで歯を補強し、審美性と機能性を回復させることができます。

【クラウンの種類】

1. 金属・セラミッククラウン 
   – 不透明性があり、自然な美しさと強度を兼ね備えています。前歯・奥歯どちらにも適用可能です。

2. オールセラミッククラウン 
   – 天然歯に最も近い見た目を再現できます。透明感があり、歯の色を幅広く再現可能。高い強度と長い耐用年数があります。

【ブリッジ(Dental Bridge)】

ブリッジとは、失った歯を補うために隣接する天然歯を支えとして装着する固定式の補綴物です。
自然な歯のような形態を持ち、自分で取り外すことはできません。金属の留め具や義歯床は不要です。

【ブリッジの構成要素】

1. 支台装置(アバットメント) 
   – 隣接する天然歯を削り、クラウンを被せることでブリッジを固定します。クラウンと同じ材質が使われます。

2. ポンティック(ダミーの人工歯) 
   – 歯肉の上に浮いている部分で、支台歯と支台歯を繋ぎます。咀嚼機能を補い、見た目や発音の改善にも役立ちます。